Vrai Amour ~斗真の場合~
自分に生まれた殺意に、自分が一番驚いた。
だけど、怒りは収まらない。
なぜなら、少し雰囲気の落ち着いたみちるの左手の薬指に
これ見よがしにエンゲージリングが収まっていたからだ。
「有絵を殺しておいて、自分だけ幸せになるつもりか?」
そう聞くと、みちるはびくんと身体を震わせた。
ふと視線を上げると、放り出されたみちるのカバンから母子手帳が見えていた。
有絵・・・
そこからはどうにも自分では抑えられないほどの怒りが湧き上がり
俺はみちるのブラウスを引きちぎるようにして脱がせた。
だけど、怒りは収まらない。
なぜなら、少し雰囲気の落ち着いたみちるの左手の薬指に
これ見よがしにエンゲージリングが収まっていたからだ。
「有絵を殺しておいて、自分だけ幸せになるつもりか?」
そう聞くと、みちるはびくんと身体を震わせた。
ふと視線を上げると、放り出されたみちるのカバンから母子手帳が見えていた。
有絵・・・
そこからはどうにも自分では抑えられないほどの怒りが湧き上がり
俺はみちるのブラウスを引きちぎるようにして脱がせた。