Vrai Amour ~斗真の場合~
すると美空は不意に俺を見上げて言った。



「・・・ウワサは本当、なんですか?」


潤んだ瞳がまっすぐに俺を見つめて、俺は不意にそらしてしまいたくなった。


「・・・さあ、どうだろうね」


代わりに、俺は微笑むふりをして目を細める。





「試して、みようか」







俺はそう言って、美空の手を引いてを準備室へと入った。
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