Vrai Amour ~斗真の場合~
「せ、先生・・・食事・・・先に・・・」
俺は美空を連れ出すと、ホテルでゆっくり食事をしようと嘘をついて誘い
そのまま部屋に入ると、美空をベットに押し倒した。
わかってる。
本気になったらいけないと。
だけど、俺にとって美空は可愛すぎた。
何度抱いても恥らう素肌。
いつも不安そうに見上げる視線
濡れた唇
無我夢中で美空を抱いたあと、眠りに落ちてしまった美空をベットに残し
一人ソファーでワインを開けた。
ゆらゆらとグラスを揺らすと、写った俺の瞳も揺れる。
ベットを見ると、素肌にシーツを巻きつけた美空がぐっすりと眠っている。