私の秘密。
「夏!秋!」
はぁっはぁっ
と息を切らせやっと到着
『!!
覇九!』
『…何故来た…』
「えっ?」
二人は視線を動かさずに
言った。
その視線の先にわ…
まさしくさっきやってきた
神クラスとご対面だ
灰色のローブを身につけ
相手の顔、体格がわからない
神クラスは鬼と違って
異形の姿ではない
ちゃんと人の姿をしてる
それが一番厄介なんだけど
人に近ければ近いほど
能力は高い。
でもこの神クラス…
すぐに手を出してこない…
何故?
まぁなんでもいーや。
消せばすむしね
あたしは戦闘体勢にはいる
野生の勘を研ぎ澄ませる
人間のままだけど。
すると
『くくっ
ひどいなぁ(笑)
僕とやりあうのは
人間の姿で充分だっての?(笑)』
「??」
『あれ?
覚えてない?(笑)
ほぉら、千年前やりあったじゃない!!』
「??」
『覚えてないの…
でも大丈夫だよ!
僕が忘れたことないからさぁ!!』
一気に相手の神クラスが
力をためだした
回りの空気が変わった
夏達も重圧に苦しんでる…
黒いものが神クラスを取り囲み
嫌な空気がながれる
一人平気でたってたのがあたし。
そして瞬時に相手の後ろをとった