スノー・センチメンタル
「ああだから。中身は小学生のままなんだ……って。そんなの全然わかんない。何これ? 一体、何が起こってんの? あっくん、蘇ったの? 黒魔術とかそういうので? 悪霊とかゾンビとか……もしかしてこれ、そういうホラーな展開?」


そんな風に明るく『昨日死んだんだもん』って言われても……。頭の中は真っ白で、ちっとも情報を処理してくれない。頭の中はクエスチョンまみれだ。


「悪霊じゃないよ、幽霊だよ? 多分ね。自分でも良くわかんねぇもん」

本当に、困っているみたいにあっくんが言うから、私もそれ以上何も言えなくなる。


あっくんはほんの少しの間、俯いて何か考えているような素振りをした後、顔を上げて私に視線を戻して、何だかとても愉しそうに話し始めた。


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