スノー・センチメンタル
目の奥がじぃんと熱くなった。それは痛みを伴うほどの熱さで。
視界が霞んであっくんの輪郭が滲むから、何度も何度も瞬きをした。あっくんの顔が、表情が、仕草が、姿が……見えなくなっちゃう。そんなの嫌だ。
「いらないの?」
ちっとも受け取らない私に、あっくんが意地悪な顔で聞く。
「いるよ、いるに決まってんじゃん。待ってたんだから」
慌ててそれをあっくんの手から奪った。
「私はこれを――――
……ずっとずっと待ってた」
視界が霞んであっくんの輪郭が滲むから、何度も何度も瞬きをした。あっくんの顔が、表情が、仕草が、姿が……見えなくなっちゃう。そんなの嫌だ。
「いらないの?」
ちっとも受け取らない私に、あっくんが意地悪な顔で聞く。
「いるよ、いるに決まってんじゃん。待ってたんだから」
慌ててそれをあっくんの手から奪った。
「私はこれを――――
……ずっとずっと待ってた」