彼女志願!

翌日。



「――モエ?」



案の定、アキが心配そうにやってきて、私の顔を見て絶句した。


鏡を見てないからなんともいえないけど、たぶん相当ひどいことになっているんだと思う。



「ごめんね……」



アキが申し訳なさそうに、テーブルの上に手作りのサンドイッチを置いた。



「ううん……アキが悪いんじゃないよ」

「そばにいようか?」

「大丈夫。最初から片思いだったんだもん」

「片思いだって、恋だよ」




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