彼女志願!
「じゃあ次はお風呂です」
「――」
「体に負担がないよう、ぬるめにしてますから」
「?」
「失礼」
穂積さんは私の体の下に手を差し入れたかと思ったら、すっと私を抱き上げ、バスルームへと向かう。
え、え、え……?
目が点になる私をよそに、なぜか脱衣所にはイスが置かれていて(キッチンから穂積さんがもってきたっぽい)
私をそこに下ろすと、ものすごく当然のように、部屋着かわりの前あきワンピースのボタンに手をかけた。
ぬ……脱がされる!!!!
「穂積さんっ、なんですか!?」