彼女志願!

ドキドキそわそわしながら、穂積さんを上目使いで見上げると


「さわりたい……もっと」



穂積さんの指が、私のあご先をくすぐった。


まるで猫のご機嫌をとるみたいに。



「さわる、だけ……?」



キスは嬉しいけれど、まだその先に進むことは抵抗がある。

だけど穂積さん、待ってくれるって言ったよね。

その、決定的なそういうこと。



「ええ。キスして、さわるだけ。恋人同士のスキンシップの延長です」

「――」



キスして、さわるだけ……。



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