彼女志願!
奇跡かぁ……。
自分の部屋に戻って、お風呂を磨きながらぼんやりと考える。
(悩んでいるときは、お風呂磨きや水周り磨きをするのがいい。手を動かして気も紛れるし、きれいにもなる。一石二鳥だから)
そう考えると、初めて書いた小説で佳作を受賞して、デビュー出来た私って、本当に運がよかったんだろうなぁ……。
だけど、まだ全てに納得するのは難しい。
運が良かったから、それでいいとは思えない。
自分が書きたいと思う話を書けるようになるには、もっとがんばるしか
結果を出すしかないんだもの……
そうやってお風呂からキッチンと移動して、ピカピカに磨いているところに、オートロックのインターフォンがなった。