彼女志願!
担当が穂積さんじゃなかったら
きっと今の私はここにいない。
いないんだ……。
もし私の運が良かったと言うのなら、私の担当になったのが穂積さんだったこと。
それしかない。
「ふっ……ううっ……」
「――!?」
突然、せきを切ったように泣き出した私を見て穂積さんが目を驚いたように見開く。
「どう、したんですか?」
「うっ、うっ、だって、ほ、ほ、ほじゅみさんがっ……ううっ……」
うまく言葉に出来なくて。
思わず両手で顔を覆う私。