彼女志願!

「――萌」



顔をあげ、目を見て。

そのまま磁石のように、吸い寄せられる私たち。


唇がふれあうまでほんの一呼吸。


泣いちゃいそうなくらい幸せで……




ドンドンドン……!!!!!




「萌っ、もうだいじょうぶなの!?」



力強いノックとともに病室に飛び込んできたのは、母と……そして父で。




「――」

「――あら、あらあらまぁまぁっ……!」




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