彼女志願!
穂積さんに会うためなら野宿だってやれないわけじゃないけど!
だったらテントくらい持ってきたかったよ~!!!
虫刺され予防スプレーだって買ってきたのに~!!!
「あーもう、うるせー。ほんとにあのシン兄のカノジョなんかよ信じらんねえ……」
ニーナはプラチナブロンドをかきあげながら、プルプル震えている私を見下ろし、またため息をつく。
「しようがないな。俺について来い」
「――えっ……?」
「知り合いのとこに頼んでやる」
「ニーナさま!!!」
「わはは、よきにはからえ~」