彼女志願!

こーーーっ……

婚約者っ……!!!



穂積さんの紹介に、背筋がびりびりして、頬がカーッと熱くなるのがわかった。


顔をあげると同時に、穂積さんが優しく私の肩を抱き寄せる。


指先が優しく肩を撫でる。



そっかぁ……

そうだよね、エヘヘ……


私、婚約者って呼ばれてもおかしくないんだよね。


実にだらしない微笑みが浮かぶのを必死で我慢しつつ、顔を引き締めた。



「婚約者、だとっ……?」



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