彼女志願!
ユズさんの辛辣な言葉が刃となって胸に刺さる。
だけど次の瞬間、私は顔をあげユズさんをまっすぐ見据えていた。
「やめてください!」
「何をよ」
私の視線を受けても揺らがない彼女。
むしろ挑発に乗った私を心底バカにしているみたいな目をしていた。
でもだからって、このまま引き下がれないよ!
ぎゅっと拳を握って、はっきりと口にした。
「穂積さんが趣味悪い、みたいに悪く言うのはやめてください……!」