彼女志願!

彼の言葉に、頬がカーッと熱くなるのがわかる。



「なに今更照れてるんですか」

「え、だって……」

「いつもあの時、言ってあげてるでしょう、愛してるって」

「――!!!!!」



さらに続けられた彼の言葉に、顔から本当に火が出そうで、思わず両手でほっぺたを押さえていた。


だって、だってえ!

あのときってようするに、えっちのときだよ!!!!



「ふふっ……」



穂積さんはなんだか楽しげに笑って、私の前髪を指でかき分けたりなんかしてる。


だけどなんだろう、この照れくささって。

自分が好き好き言うのは平気なんだけど……。



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