彼女志願!
――――……
「疲れた~……」
タクシーで帰宅後、すぐにドレスを脱いで、シャワーを浴びる。
緩いワンピースの部屋着に着替えたあと
冷蔵庫から缶ビールを取り出し、グビグビ飲みながらPCを立ち上げ
メールアドレスを交換した作家さんたちにお礼のメールを送った。
「ふぁ……」
メールを送り終わった後、大きな欠伸をして、ソファーベッドに潜り込む。
一応寝室にベッドはあるんだけど、結局リビングで寝起きしているおっさんみたいな私。
いかん。もっと女子力をもっとあげなければ、と思いつつも、この一人の空間が愛おしくもある。
に、しても。
パーティー、ぴかぴかきらきらしててきれいだったなぁ……。
穂積さんのスーツ姿も、いつもと違って見えた。
何度も脳内で穂積さんの姿を思い描き、なぞって
テーブルの上に無造作に置いてある紙とペンを枕元に引き寄せ、思いついた言葉を書き連ね始める。