彼女志願!

そして興奮したまま朝を迎え――

眠れたような眠れてないような、妙なテンションの私。



朝から落ち着かないまま、床を磨いたり、そわそわしたり、うろうろしたりしていたら、正午に穂積さんがやってきた。




玄関のドアをあけて、息を飲む。


私の前に立っていたのは、この四年で初めて見たカジュアルな穂積さんだったから。



もちろん、デートなんだから想像してたよ、穂積さんの私服。


だけど……

妄想よりも現実は、ガツンと直接脳に来る。



なんだか妙におしゃれっぽい細身のポロシャツ、デニムに、きれいなベージュのレザースニーカー。

眼鏡は少し遊び心のある、つるの部分がきれいなグリーンカラーのセルフレーム。

左手首には、OMEGAコンステレーション。



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