きゅーぴっど②

中川桜side





そう言ったと同時に正樹は消えてしまった。


「………」


あたしは正樹の温もりを思い出しながら、ハラハラと涙を流す。








苦しい、苦しくて


とても……悲しい



本当に好きだった


天使と人間、叶わないと思っていても


それでも、少しの可能性にすがりたかったの




「……大好き、でした」









―――…ありがとう

















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