アタシの人生に華が咲く



『早くそれに着替えろ。行くぞ』



『行くぞって、なに勝手に人の部屋入って服あさってんのよ』



『別に今さら許可得て家に入らなきゃなんねぇ間柄でもないだろ』



 そう言いながら、腕組みをして早くしろとばかりに顔であおっている。



時計を見るとまだ約束の時間から1時間もたっていなかった。



 私はなぁんだと、ふてくされながらも着替えようと部屋着を脱ごうとした。そこで気付いた。



リョータは私の目の前で腕組みをして立っている。



『ちょっと』



『なんだよ、早くしろよ』



 本人は全く気づいてないようで、早くしろと急かす。






< 27 / 27 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop