TATTOOー愛情ー
あたし達は海に差し掛かり、砂浜に腰を下ろすことにした。


あたしは隣のネイトに頭を預けた。


こうしているとタウランガでネイトと星を見たことや海を眺めて泣いたことを思い出す。


どれもあたしにとってはなくてはならない、かけがえのない思い出だ。


「うわーーーーッ、綺麗ーーー!」


ファカタニの空に瞬く星々はタウランガを凌ぐ美しさだった。


星々が密集して輝き、高い建物や余計な明かりが無いので、輝きが際立っていた。


冷たい空気に触れた星達は、震えて尚一層美しかった。


「ネイト、あたしのこと愛してる?」


「うん、愛してるよ」


「じゃあ、タバコは家の外で吸って。壁がヤニで黒くなっちゃうから」


「・・・分かったよ」


あたしは今、最高に幸せだった。
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