手を伸ばせば、届く距離まで。



真樹の訝しげな声が、降ってくる。


「圭、今なんて…」


「良いだろ?三年で最初の順位。勝負しよう」


「…いきなり何、」


「良いね!勝負しようよ、三人で!」


さすが、負けず嫌いで楽しいことが好きな華織。


真樹には…企んでるように見えただろうな。


「よし、決まりだな」


華織、ごめん。


これは俺の、策略なんだ。



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