手を伸ばせば、届く距離まで。



――――――



二人は何事もなく帰って行った。


そして、テストの日を迎え、俺は勇気を振り絞ることに。


テスト前の勉強時間。


華織の席に近づいた。


華織がこちらに気づき、顔を上げる。


「圭…」


「テスト。」


驚きにポカーンと、口が開いたまま。


「テストの順位、俺と、真樹と勝負しよう」


「…え?」「圭?」


真樹も近くにいた。見計らっていたのだ。



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