手を伸ばせば、届く距離まで。



忘れてたのか…!


ちょっと絶句したが、真樹の性格を考えて納得した。


咳ばらい。


「…コレ。誕プレ」


「おおぉっ!スゲー!開けていいか!?」


「速っ!あ、開け…」


―――ドカッ!


俺があげた誕プレ。


それは、ビックリ箱である。


開けた瞬間、出てきたピエロに顔面を打たれた真樹。


「…イッテェ。」



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