生まれ変わってもキミが好き【完結】
ペリエとかいうものの正体は、本当に水で、ガスが入ってるから泡が出ていたらしいとわかって、ちょっと恥ずかしかったけど。
でも、先生に大笑いされて少しだけ、肩の力が抜けた。
食べ方もよくわからないし、手は震えるしで散々だったけど、
日下先生が笑って食べ方を教えてくれたから、なんとかなった。
先生は楽しそうで、だからあたしもなんだか嬉しくなって。
途中から、余計なことを考えるのはやめにした。
いまだけ、このひとときだけ。
そう自分に言い聞かせて。
静かな音楽、きらびやかな店内。
まるで別世界に来たような気分になった。
そう、それは夢を見ているかのように。