私と彼の一週間
慌てて、リムジンに乗りこむ。
すると、その直後。
車が走り出した。

・・・・・ま、まさかとは思うけど・・・・誘拐とかじゃ・・・ないよね・・。

車内は静か。
秘書の人も何も話さない。





「・・・・あ・・・あのー・・・・」





「何でしょう
鈴様」





「あの・・・どこに・・・向かってるんですか・・・・?」





「・・・・到着すればわかりますよ」






秘書はにこっと笑い、また車は走り出す。




その笑顔がとても





・・・・・・・・・・・・颯人に似ていたのは私の考えすぎだろうか。
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