ホストーカー 【完】



「ーーだったんだよお!!だからもう俺今日からニートになる。ニートになって俺は一生此処で特製美麗ちゃん人形と孤独死するんだあああ。」



美麗ちゃんが居ない今、一体俺は何を糧に生きて行けば良いんだ。


はあ、自分の寿命がくる前に美麗ちゃん不足で死ぬんだろうな。



「麗羅様、私が居るので孤独死にはならないかと。」


「あ、確かにそうだね。」



そして、今まで黙って俺の話を聞いていた伸が遂に口を開き



「おい、何で納得してんだよ!つーか、レオそれ何にもフォローになってないから!!」



何時も通りツッコミを入れた。



「もう、本当麗羅のアホ!お前のこの前迄の勢いは何処に行ったんだよ!」


「だってー…」



美麗ちゃんがもう居なくなってから5日も経ってるんだよ?

其れなのに帰ってこないなんて本気で俺の事嫌いになっちゃったんだよ…。




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