ホストーカー 【完】

「ふぅ…、でも良かったー、これでひとまず一件落着だね！」


「…どこがだよ。」



即座にツッコミを入れた。

あの目がハートマークの元紳士を見てどこが一件落着だと言うんだかね。


しかも、まだ睨んでくるし…！


「これで俺のライバルはいなくなったわけだしー、あ、でも、美麗ちゃんのライバルは増えちゃったね！」


「私はあんたのこと好きでもなんでもないし。」



と、相変わらずの麗羅をジトーと見てると


「イイ！」


「は？」


「そのゴミを見る様な目、イイ！」



指を立ててグッジョブとキラキラした目でウィンクしてきました。


やっぱり、麗羅はただのどM変態男でした。