ホストーカー 【完】
えへ、いいこと思いついちゃった。
「じゃあさ、美麗ちゃん、俺もう泣き止むからさ!お願い俺とデートして!!」
「…はあ?」
「じゃないと、朝まで美麗ちゃんにくっついて、シクシクしてるよ?」
それもそれで悪くないけど。
と付け加える。
けど、美麗ちゃんはあからさまに嫌な顔をする。
「あの変なプランは無しで一日だけなら…まぁ、いいわよ。」
今、YESっていったんだよね!?よね!?
あの美麗ちゃんとデートできるなんて夢みたい!
「もうその発言は撤回出来ないからね。」
「う…うん。」
「おやすみ!!!今週の日曜日は楽しみにしといてね!」
既に半分後悔してそうな美麗ちゃんを置いて
俺は急いで部屋を出てプランを考えた。