ホストーカー 【完】
急いで久しぶりの自分の部屋に戻ってインターネットで、デートプランを検索にかける。
沢山の旅行会社の企画を見てみるが、なんだかいまいちしっくりこない。
大体で言うと、女の子が喜ぶデートって一体何だろう。
そうえば、俺はアフターで女の子とごはんに言ったりすることはしょっちゅうだけど、デートなんていうものは一度もしたことがない。
美麗ちゃんが最初で最後の初恋だし。
はぁ~~~、どうすればいいんだ…
外にチラッと目をやると、朝日がもう昇り始めていた。
考えても考えても答えは出ないので助っ人を呼ぶことにした。
「もしもし、今すぐ来てくれ、相談したいことがある。」