ホストーカー 【完】



急いで久しぶりの自分の部屋に戻ってインターネットで、デートプランを検索にかける。



沢山の旅行会社の企画を見てみるが、なんだかいまいちしっくりこない。


大体で言うと、女の子が喜ぶデートって一体何だろう。

そうえば、俺はアフターで女の子とごはんに言ったりすることはしょっちゅうだけど、デートなんていうものは一度もしたことがない。



美麗ちゃんが最初で最後の初恋だし。



はぁ~~~、どうすればいいんだ…


外にチラッと目をやると、朝日がもう昇り始めていた。


考えても考えても答えは出ないので助っ人を呼ぶことにした。




「もしもし、今すぐ来てくれ、相談したいことがある。」






< 163 / 221 >

この作品をシェア

pagetop