ホストーカー 【完】



「調子乗ってんじゃないわよっ!!」




パシンッ!


俺の頬に美麗ちゃんの美しい掌がクリティカルヒィットゥ…!



夢だから、痛くな…痛くな…




「いったぁああ!」


「フンッ」




赤くなった頬をさする俺を見て、美麗ちゃんは満足そうに鼻で俺を笑った。


でも、痛いってことは…これってもしかして夢…?




「現実?」


「ハア…馬鹿男…。」




美麗ちゃんは手を額につけ、首を横に振って嘆いた。


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