運命の恋


車の外を見ると、もう暗くなっている


空にぽつりと月が浮かぶ



どこかさみしい空


「・・・」

「ね~先生、聞いてる?」


静村は心配そうに俺の顔を除く

俺はハッとしてから

「あ、わりぃ。ごめんなに?」

「もう。大丈夫?元気ないよ?」

まじめな顔をして

俺を見つめる


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