二股?ガール -モテ期到来-
それから着いたのは別校舎の屋上。
いつも自分たちがいる校舎より別校舎の方が高いからここの屋上は先生にもバレない。
ようやく降ろしてもらい蒼空から離れる。
「蒼空……授業……」
「んなもん、サボる」
次の授業のチャイムなんかとっくに鳴っててサボることくらい分かってるのに。
自分のドキドキが治まらないから紛らわしたくてそんな事言ったけど簡単に治まりそうにない。
蒼空は壁にもたれて座っていて、それを見ていた私に気づいて隣をポンポン叩いてる。
それは隣に座れという合図で私は戸惑いながらも腰を降ろした。