二股?ガール -モテ期到来-



私の肩と蒼空の肩がぶつかってる。

肩に置かれている手の方に全神経が集中して熱い。



「そ、蒼空近い……」


これでもかってくらい心臓はバクバクしてて顔なんて見れない。


「近くねーよ、近いってのはキス出来る距離のことを言うんだよ」


「えっ!?そうなの?」

「そうなの」


それは蒼空の場合だけだよね、きっと……。


「…………兎、さっきのってホントに嘘だよな?」


少し小さい声で聞いて来たからさっきはほんとに焦ったみたい。



「嘘だよ……?」


首を縦に降って否定する。



そしたら、顔は恥ずかしくて見てないけど安心したようにフッと鼻で笑った。


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