竜王様のお気に入り
ハクリュウはふぅっと、短く息を吐いた。
「俺を受け入れた今となっては、もうコウリュウの元へは戻れないから、自分へは生気を与えなくていいと言ったんだ。
コハクの全ての生気は、民に与えてほしいって。」
「そんな・・・!
で、ハクリュウはコハクさんの言葉を、実行しちゃったんだ?」
「俺と夫婦でいる姿を、本当はコウリュウに見られたくはなかったんだとさ。
でも、天界のために、緊急事態だったから、俺との婚約を受け入れたと。
いいタイミングで、命を断つ機会をもらえた事に感謝するとまで、コハクは言ったんだ。
・・・・・辛い決断だった。」
ハクリュウはもう一度、小さく息を吐いた。
「コウリュウのように愛する気持ちは無かったけど、コハクは俺にとっても可愛い妹だったよ。
自分の手で妹を殺すというのは、気持ちのいいもんじゃないさ。」
「ごめんなさい。
言いづらい事を言わせちゃったね。」
ヤヨイはシュンとして、下を向いた。
もし殺してほしいと言われたら、自分はキサラギの頼みを聞けるだろうか?
そんな事、想像するのも嫌だった。
「俺を受け入れた今となっては、もうコウリュウの元へは戻れないから、自分へは生気を与えなくていいと言ったんだ。
コハクの全ての生気は、民に与えてほしいって。」
「そんな・・・!
で、ハクリュウはコハクさんの言葉を、実行しちゃったんだ?」
「俺と夫婦でいる姿を、本当はコウリュウに見られたくはなかったんだとさ。
でも、天界のために、緊急事態だったから、俺との婚約を受け入れたと。
いいタイミングで、命を断つ機会をもらえた事に感謝するとまで、コハクは言ったんだ。
・・・・・辛い決断だった。」
ハクリュウはもう一度、小さく息を吐いた。
「コウリュウのように愛する気持ちは無かったけど、コハクは俺にとっても可愛い妹だったよ。
自分の手で妹を殺すというのは、気持ちのいいもんじゃないさ。」
「ごめんなさい。
言いづらい事を言わせちゃったね。」
ヤヨイはシュンとして、下を向いた。
もし殺してほしいと言われたら、自分はキサラギの頼みを聞けるだろうか?
そんな事、想像するのも嫌だった。