竜王様のお気に入り
イオリはヤヨイからその事を伝え聞くと、俯いて安堵の表情を浮かべた。


「ヤヨイ様。
竜王陛下には、お会いできますか?
直接お詫びしなければ気が済みません。」


「はい。
ちょっと待って下さいね」


ヤヨイはにっこり微笑んで、ハクリュウを呼んだ。


イオリは思う。


こんな処遇、今までならあり得ない。


本当に竜王陛下は変わられた。


慈悲をかけていただけるなんて。


ヤヨイに呼ばれて間もなく、竜王陛下は面倒くさそうに姿を現した。


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