竜王様のお気に入り
ハクリュウは、ベットの上にちょこんと座るヤヨイを、上から下まで舐めるように見て、う~ん・・・と、唸った。


何だか気恥ずかしくなって、ヤヨイは咄嗟に胸の辺りを手で押さえる。


「な・・・なによ!
じろじろ見ないでよ!」


ハクリュウは少し考える素振りを見せてから、ツカツカと大きな窓に近寄ると、上質なカーテンを躊躇う事なく引きちぎった。


突然のハクリュウの行動にびっくりして、ヤヨイは目を丸くした。


「ハクリュウ!あんた何してんのよ!」


「いや・・・。
あんまりにも、みすぼらしいからさ…。」


そう言って、またもヤヨイを上から下まで見渡す。

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