【短編】Sweet Chocolate
「幼なじみに嘘つくのかよ。」


違うよ…


「違う。」


「何が?」


「三上君とは付き合ってない。…私が好きなのは」


「待った。」


「え?」


「俺の話、先に聞いて。俺、梨乃のこと好きだから。」


「本当に?」


「あぁ、だから三上とキスしてたの見て腹立った…」


「私は愁が好きだよ?」


「良かった!」


そう言って抱きしめてくれた


「キスしてい?」


「いいよ…」


愁と初めてのキスをした
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