【短編】Sweet Chocolate
「戸田さん、誰か呼んでるよ。」


クラスの笠井さんが言った


戸田…って私!


教室の前には、確か愁と同じクラスの三上君。


「ちょっといい?」


「うん。」


ここだと周りの視線があるから静かなところに移動した



「三上君…?」


「俺の名前知ってたんだ。あのさ、好きなやつとかいる?」


好きな…人…


「うん…いるよ?」


なんでそんなこと聞くんだろう…



「そうなんだ…俺、戸田のこと好きなんだ。」


「……えっ?」


「付き合ってくれる?」


三上君が…



私を!?
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