アラサーだって夢をみる【12/23番外編追加】
携帯を放った三神さんは私の唇を舐めながら囁いた。
「あとさぁ」
口調が変わってる。
「俺のものになったってこと、よーく教えておかないとねぇ?」
くくっと笑ってるけど目は全然笑ってなくて。
また私は地雷を踏んでしまったのだと思った。
「折角、夜は加減してあげたのに」
熱くて硬い焦がれた塊が触れて、ゆっくり中に這入ってくる。
慣らすように奥までいれられて、またゆっくり抜かれて。
「死ぬほど気持ちよくしてやるよ」
その台詞と強く穿たれたのは同時だった。
溜まりに溜まっていた快感が更に膨らむ。
数回突かれただけでそれが破裂して意識が飛んだ。
でも、すぐに引き戻される。
達した波が引いてないのに、三神さんはまた這入ってこようとしてる。
「ま……って……」
まだ、鎮まってないの
まだ、いれないで
「お願い、待って……!」
全然待ってなんかくれない。
逃げる腰を抱えられて、無理やりねじ込まれる。
その衝撃に耐え切れず、私は悲鳴をあげた。
でも、三神さんはそれを繰り返す。
何度も
何度も
何度も。