アラサーだって夢をみる【12/23番外編追加】
待ち合わせ場所の近くで車から降りると、終わったらメールしてねと三神さんは去っていく。
人混みの中に残されて心細くなった。
本当は一緒にいたい。
三神さんも待っててくれたのに。
(自分で予定いれたんでしょ)
そう心で呟きながら待ち合わせ場所へ向かった。
みんなはもう来ていて、声をかけてくれる。
何年ぶりだろう。
やっぱり会うと懐かしくて嬉しい。
近況もそこそこに最近の推しや作品の話で盛り上がり、時間はあっという間に過ぎる。
また会おうね、サークル参加する時は集まろうねと言って別れた。
すぐに三神さんにメールしようとスマホを見ると受信マークがついている。
メールを開くと、近くのビルにある店にいるから終わったら直接おいで、受付で阿部と伝えるようにと書いてあった。
(阿部って誰だろ?)
指定されたビルへ行き、受付で名前を伝えるとわざわざ部屋まで案内してくれた。
ドアを開けると三神さんと若い男性、それにもう一人。
世良さん……?
うっそぉ……本物だ……。
人混みの中に残されて心細くなった。
本当は一緒にいたい。
三神さんも待っててくれたのに。
(自分で予定いれたんでしょ)
そう心で呟きながら待ち合わせ場所へ向かった。
みんなはもう来ていて、声をかけてくれる。
何年ぶりだろう。
やっぱり会うと懐かしくて嬉しい。
近況もそこそこに最近の推しや作品の話で盛り上がり、時間はあっという間に過ぎる。
また会おうね、サークル参加する時は集まろうねと言って別れた。
すぐに三神さんにメールしようとスマホを見ると受信マークがついている。
メールを開くと、近くのビルにある店にいるから終わったら直接おいで、受付で阿部と伝えるようにと書いてあった。
(阿部って誰だろ?)
指定されたビルへ行き、受付で名前を伝えるとわざわざ部屋まで案内してくれた。
ドアを開けると三神さんと若い男性、それにもう一人。
世良さん……?
うっそぉ……本物だ……。