ランデヴー
そんな姿が少し可愛く見えて、ついもっといじってみたい気持ちになってしまう。
「え、思わないの? でも自分でも『俺マジかっこいい』って自覚してるんでしょう?」
「……あ、これ美味しそうですね。すみませーん、注文お願いします」
「え……ちょっと待ってよ! 私まだ決めてないのに!」
「くだらないこと言ってるからですよ。あ、これとこれ、お願いします」
倉橋君はそう言って勝手に私のものまで頼んでしまった。
店員さんは「かしこまりました」と愛想良く答えると、奥へと行ってしまう。
ただでさえ注目を浴びているのにそれ以上気を引くような行動もできず、私は静かに呆然とその背中を見送った。
「何でそんな勝手なことするの……」
「坂下さんがくだらないことばっかり言ってるからですよ」
「…………」
ツンツンしながら当然とばかりに言う倉橋君を睨み付けながら、何て横暴な後輩なんだろうと思う。
でも。
「え、思わないの? でも自分でも『俺マジかっこいい』って自覚してるんでしょう?」
「……あ、これ美味しそうですね。すみませーん、注文お願いします」
「え……ちょっと待ってよ! 私まだ決めてないのに!」
「くだらないこと言ってるからですよ。あ、これとこれ、お願いします」
倉橋君はそう言って勝手に私のものまで頼んでしまった。
店員さんは「かしこまりました」と愛想良く答えると、奥へと行ってしまう。
ただでさえ注目を浴びているのにそれ以上気を引くような行動もできず、私は静かに呆然とその背中を見送った。
「何でそんな勝手なことするの……」
「坂下さんがくだらないことばっかり言ってるからですよ」
「…………」
ツンツンしながら当然とばかりに言う倉橋君を睨み付けながら、何て横暴な後輩なんだろうと思う。
でも。