ランデヴー
自販機で入れたお茶を持ってミーティングルームに入ると、まだ誰も来ていないガランとした空間が広がっている。
ここはこの階に在籍する部署しか使うことができないので、比較的予約が取れやすい。
私は自分の席を手前側に確保し、持っていた資料を全ての座席に配った。
沈みかけた夕日が差し込んでいるものの少し暗いかな、と考え電気を点ける為に入り口付近のスイッチの方へ向かうと、突然ドアがガチャリと音を立てた。
随分早いな、と目を向けると、そこには陽介が立っていた。
「香川さん……早いですね」
まさか陽介がこんなに早く来るとは思わず、驚きながらも電気のスイッチに手を伸ばす。
するとそんな私の腕を、突然陽介がグッと掴んだ。
「え、あの……」
陽介は後ろ手にドアを閉めると、そのまま私の腕を引き寄せて唇を重ねてきた。
「よ……ん……っ!」
まさか陽介が会社でこんなことをしてくると思いもしなかった私は、驚きのあまり抵抗もできず、壁際にそのまま後ずさる。
パチッ、と。
電気のスイッチに体がぶつかり、部屋の中が明るくなった。
ここはこの階に在籍する部署しか使うことができないので、比較的予約が取れやすい。
私は自分の席を手前側に確保し、持っていた資料を全ての座席に配った。
沈みかけた夕日が差し込んでいるものの少し暗いかな、と考え電気を点ける為に入り口付近のスイッチの方へ向かうと、突然ドアがガチャリと音を立てた。
随分早いな、と目を向けると、そこには陽介が立っていた。
「香川さん……早いですね」
まさか陽介がこんなに早く来るとは思わず、驚きながらも電気のスイッチに手を伸ばす。
するとそんな私の腕を、突然陽介がグッと掴んだ。
「え、あの……」
陽介は後ろ手にドアを閉めると、そのまま私の腕を引き寄せて唇を重ねてきた。
「よ……ん……っ!」
まさか陽介が会社でこんなことをしてくると思いもしなかった私は、驚きのあまり抵抗もできず、壁際にそのまま後ずさる。
パチッ、と。
電気のスイッチに体がぶつかり、部屋の中が明るくなった。