にょんさま。
(・ω・)「にょー…(ふう…。ところで)」
由貴、四季、雛子と別れ、歩いてきたにょんは、はた、と立ち止まった。
(;・ω・)「にょにょーん(女の子のお家がわからない時はどうすればいいんでしょうか…)」
そういえば四季が忍にプレゼントしたという指輪を真冬の川で探した時もそうだった。
家がわからなくて困ったのである。
(・ω・)「にょ?(う?)」
視線を感じた。
「普通には見えないモード」にしているにょんに視線が注がれているということはつまり。
「生きてる…」
ふにょ。
頭からふにょっときた。
にょんはつついてる存在を見上げる。
ツインテールの美少女がいた。
ふにょふにょふにょ。
(;°ω°)「にょっ…?(何ですか何ですか何ですかー?)」
にょんがふにょふにょされていると、少女はにっこりした。
「涼、こういうの見るの初めて」
きゅんとするよな可憐な笑顔。
にょんはとろけそうになった。
( *・ω・)「にょーん(『すず』って言いました。『すず』って言うのでしょうか?とろけそうなスイートな感じ。にょん幸せです…)」
にょんの言葉が涼には理解出来たらしい。涼はふにょふにょしていた指を止めた。
「涼の言っていること、わかるの?」
(・ω・)「にょん♪(わかりますよー)」
涼はにょんを見ても怖がってはいないことが、一目でわかった。そういう人間にはにょんも気を遣わずにいられる。
ぬいぐるみが好きな涼はにょんの感触が気に入ったのか、また、ふにょふにょした。
「やわらかいね。ぬいぐるみみたい。涼、ぬいぐるみ好き。抱っこしていい?」
(・ω・)「にょっ?(抱っこ?)」
にょんがきょとんとしている間に涼はにょんを両手にふんわり抱えた。
幸せな気持ちになった。