ヤンキー彼氏
ー放課後ー
「桜子ちゃん、どうしたの?」
桜子ちゃんはあたしの手を引いて倉庫裏につれてきたものの…
「……………」
桜子ちゃんはずっと黙っていて、何にも話してくれる気配がない。
「何もないならあたし、帰るね?」
「………ちょっと可愛いからって…何なのよ」
へっ?
「……あたしの…寛樹さまを…奪いやがって…。返しなさいよ。」
「奪ってない…」
なにより、桜子ちゃんがこんな性格だとは思わなかったな…。
「ごめんなぁ~桜子。」
「遅いよぉ~ノブ」
男組三人がだんだんあたしに近づいてくる。
そして、三人組はあたしを囲んだ。
「あんたは、いつもそう。」