ヤンキー彼氏


「あんたは……あたしが好きになった人を次々に

奪っていくの。本当ズルイのよ!!」


「あたし…奪ってないよ…」


「ふざけないでっ!!思いきって告白してみれば

『芽衣が好きだから』なんて言っていつもふられてた。

ふられたことがないからそんなこと言えんのよ!!

だから………あんたの心も顔もぐちゃぐちゃにしてやる」


男三人があたしを持ち上げ倉庫の中へつれていかれる。


あいにく、倉庫には誰もいなくて。


「可愛い顔してんじゃん」


「毎日ヤりてぇくらいだわ」


「いいのよ?ノブ、毎日やっちゃいなさいよぉ」


「いいねぇ~じゃあ脱ぎ脱ぎしましょうね~」


気持ち悪い!!


「や、やだ!はなして!!」


ソファーに押し倒された。


「あたしはあんたが昔から嫌いだった。

男にはいつもちやほやされて?調子のって?

で、今度は寛樹様?

人のを奪ってそんなに楽しい?

笑ってたんでしょ?昔から…思い通りにいかない私のことを…」


桜子ちゃんはあたしにまたがってきて。


小さな手が大きくふるいあげれた。


「そんなことっ」


あたしの頬には何粒の涙がこぼれ落ちた。


それと同時に桜子ちゃんの拳があたしの頬に当てられた。











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