この男、偽装カレシにつき
「昨日送ってやれなかった埋め合わせするよ。
何がいい?」
センパイのビー玉のような目に見つめられると胸がツンと痛い。
頭がまたこんがらがってくる。
ねぇ、雪乃さんのこと好きなんでしょ?
何で私にそんなふうに優しくすんの?
噂で八股くらいチョロイと聞いてはいたけど。
本気で、同時に複数のオンナに愛情を注げるワケ?
そんな天性のロクデナシを前にしてたら、落ち込んでるのがバカらしくなってきちゃった。
独り占めできなくても、センパイが愛情さえ注いでくれるんならいいやって気になってくる。
あーあ。
これって確実に、二股オッケー宣言じゃん。
初めての恋愛なのに、私何やってんだろ。
何がいい?」
センパイのビー玉のような目に見つめられると胸がツンと痛い。
頭がまたこんがらがってくる。
ねぇ、雪乃さんのこと好きなんでしょ?
何で私にそんなふうに優しくすんの?
噂で八股くらいチョロイと聞いてはいたけど。
本気で、同時に複数のオンナに愛情を注げるワケ?
そんな天性のロクデナシを前にしてたら、落ち込んでるのがバカらしくなってきちゃった。
独り占めできなくても、センパイが愛情さえ注いでくれるんならいいやって気になってくる。
あーあ。
これって確実に、二股オッケー宣言じゃん。
初めての恋愛なのに、私何やってんだろ。