ダブル☆ラブ☆ゲーム
「そういえば本題は何?」



私の過去の恋愛の話なんかしてすっかり本題を忘れてたよ。



「ああ、ごめん。そうだよね」



そう言いながら愛斗はジュースを一口飲むと私の目を見てきた。



「真哉とのキスはどうだった?」



ブッッッ!!!!!



思わず飲んでたアイスティーを吹き出しそうになっちゃった!!



「え・・!?な・・・!?」



なんで知ってるの!?



マジめちゃくちゃビビるし!



しかも唐突過ぎーっ!!


「ごめんごめん。いいリアクションしてくれて嬉しいよ」



爽やかな笑顔を漏らしながら愛斗が苦笑する。



笑ってる場合じゃないしー!!



「実はあの時俺、起きてたんだよね」



またまたとんでもない発言をしてきたよこの男は。



「あっ・・・あの時!?」



「そう。自然に目が覚めたら柚月が泣いてるのが視界に入ってさ。なんか起きるに起きれなくて」



確かにあの時愛斗は一回寝返りを打って私達に背中を向けたような。



起きたってバレないように?



でもまさか・・・起きてたなんて。



「それでベッドに二人が入った時に気になって見ちゃったんだよね」



「・・・・・っ!!」



私はあまりの恥ずかしさに逃げ出したい気持ちになった。



愛斗に真哉とキスした所見られてたなんて・・・!



と、いう事は・・・



「その後柚月が一人で考え込んでる時に起きて話しかけようかと思ったけど、やっぱりできなくて」



ああ・・・やっぱり。



それも見られてたのね。
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