男装少女はアイドル①【完】


すると、


『……。』


ギャップが凄い。ホントに別人だ。

後ろの方からハートが飛んできている。仲直りしたみたいだ。


今日から、あ…俺は男。

でも、突然すぎて呆れる。ずっと魔界に行ってたし…。


「はい、制服。」


渡されたのはお洒落な制服。黒髪に良く似合う。



「頑張りなさい。」


母さんと父さんはニッコリと笑って、

あたしの背中を押した。


< 12 / 92 >

この作品をシェア

pagetop