男装少女はアイドル①【完】
……久々の匂いがする。もしかして……
『……攻撃準備ストップ。』
「なんやねんな?」「は~い。」
確かめるために、窓を見た。…やっぱりそうだ。
『…ドM悪魔が来ますね。』
「「「「M?」」」」
「……知り合い?」
知り合いって言うより…。
『……下僕…でしょうか?』
どうなんだろう…うーん。と悩んでる姿を見て、
空桜のメンバーはみんな、「(S?)」と思ったのを拓哉は知らない。